お正月、お祭り、祝事、法事等 ハレの日の贈答の料理は家では作らずに、出入の仕出し屋さん等に別注する事が多いです。
その時に添える、京菓子や蒲鉾、だし巻、お漬もん等も各家それぞれが吟味して「○○屋のもん」とこだわります。
ご馳走(走り回って用意)を心をこめて用意するわけです。 「けったい(怪体)なもん食べたはるわ」と世間様に笑われんように気を配るのです。その分、常日頃(ケの日)や、家で食べるもんは、手間、暇、お金もかけずに始末(粗末ではないと自負しています)な料理を工夫します。けれども、以前は「手製のもん」と侮られたおばんざいも最近では「手作り」と珍重されることになり、「○○屋」にこだわる事も「ブランド志向」とかえってええもの笑いの種にも・・・。
情報誌やマスコミに踊らされんよう、ほんまに地値打ちのあるもんを探していきたいものです。
「後宴」には料理しない
最近は24時間営業の便利な店も増え、時をかまわず何でも買物できるようになっています。
けれど以前は、紋日に買物に走っていると「野良の急き働き」と悪口の対象にされました。「後宴(祭りの翌日)」もしかり、祭り当日の食べ切れんほどのご馳走が残っている筈、それをあくる日又早速と買物に出かけるとはという事らしいです。
「恥の文化」と云われる「うるさい世間の眼」ですが、「防災準備」「入院用品揃え」「死に装束用意」の心構えに繋がってきたのかもと、前向きに受け取れるとよろしおすなあ。




















