ハレの日は「店屋もん」でご馳走に。

お正月、お祭り、祝事、法事等 ハレの日の贈答の料理は家では作らずに、出入の仕出し屋さん等に別注する事が多いです。
その時に添える、京菓子や蒲鉾、だし巻、お漬もん等も各家それぞれが吟味して「○○屋のもん」とこだわります。

ご馳走(走り回って用意)を心をこめて用意するわけです。 「けったい(怪体)なもん食べたはるわ」と世間様に笑われんように気を配るのです。その分、常日頃(ケの日)や、家で食べるもんは、手間、暇、お金もかけずに始末(粗末ではないと自負しています)な料理を工夫します。けれども、以前は「手製のもん」と侮られたおばんざいも最近では「手作り」と珍重されることになり、「○○屋」にこだわる事も「ブランド志向」とかえってええもの笑いの種にも・・・。

情報誌やマスコミに踊らされんよう、ほんまに地値打ちのあるもんを探していきたいものです。

「後宴」には料理しない

最近は24時間営業の便利な店も増え、時をかまわず何でも買物できるようになっています。

けれど以前は、紋日に買物に走っていると「野良の急き働き」と悪口の対象にされました。「後宴(祭りの翌日)」もしかり、祭り当日の食べ切れんほどのご馳走が残っている筈、それをあくる日又早速と買物に出かけるとはという事らしいです。

「恥の文化」と云われる「うるさい世間の眼」ですが、「防災準備」「入院用品揃え」「死に装束用意」の心構えに繋がってきたのかもと、前向きに受け取れるとよろしおすなあ。

鯖寿司

鯖寿司は、京都の庶民生活の中で祭りや四季の催し物でよく食べます。
「鯖寿司」レシピページ

簡単赤飯

お赤飯もお祭りの進物用はもち屋であつらえる事が多い。
「簡単赤飯」レシピページ

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

京の町家 暮らしの意匠会議

料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子

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