塩鯖の船湯汁

昔は鯖街道にて届けられた浜塩鯖は珍重され、三枚におろして、身は寿司用に、残りのあらで船湯汁を作った。

塩鯖の船湯汁 塩鯖の船湯汁
塩鯖の船湯汁

塩鯖の船湯汁の作り方

今回の分量 4人分 

塩鯖の船湯汁の材料

塩鯖 片身(生鯖なら塩をふってしめておく)
大根 5cm丈
淡口醤油 適量
昆布だし 3カップ

(A)
柚子皮又は生姜 少々

塩鯖の船湯汁の健康ひとことメモ

カルシウム、イノシンサン、グルタミンサンの旨みがしみ出た汁は、大根と合わせて滋養満点。

  1. 塩鯖を4等分しておく
  2. 大根は0.5cm厚位の短冊に切る
  3. だし汁、大根を火にかけ、大根が柔かくなったら鯖を入れ、あくを取りながら煮る
  4. 汁の味加減を見て淡口醤油で味を整え、(A)を飾って塩鯖の船湯汁のできあがり

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

京の町家 暮らしの意匠会議

料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

料理研究家 杉本節子