京の町家 暮らしの意匠会議のおばんざい

塩こぶ

京都では、梅雨に入ると街中に塩こぶを炊く香りがただようほど、よく煮る。

塩こぶ

塩こぶの作り方

塩こぶの材料

煮物用の昆布 500g
みりん 1/2カップ
山椒の実 適量

(A)
濃口醤油 5カップ
酢 1/2カップ

(B)
砂糖 大さじ5
酒 1/2カップ

  1. 昆布は耳をとり除き、1辺が2~3cmの四角に切っておく。
  2. (A)を昆布にかけ、一晩漬けておく。
  3. (2)を弱火で煮る。
    柔らかくなったら(B)を入れ、さらに煮続ける。
  4. 汁が少なくなってきたら、みりん(好みで、粉末のだしの素)を加える。
    焦げる前に山椒の実を入れ、火からおろして一晩置いておく。
    ※好みで山蕗、じゃこ、しいたけ等を入れる。

町家暮らしの知恵を拝借

おばんざいのレシピや暮らしの知恵をご提供いただいている方々をご紹介致します。

京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

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料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

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