杉本節子のおばんざい

万願寺とうがらしと茄子と厚揚げの味噌炒め煮

京の夏野菜の代表でもある肉厚で甘みのある万願寺とうがらしを使った、茄子と厚揚げのピリ辛味の中華風の炒め煮です。

賀茂なすの赤味噌風味の田楽味噌を調味料として使えば、手早く出来ますね。

万願寺とうがらしと茄子と厚揚げの味噌炒め煮 材料
万願寺とうがらしと茄子と厚揚げの味噌炒め煮

万願寺とうがらしと茄子と厚揚げの味噌炒め煮の作り方

万願寺とうがらしと茄子と厚揚げの味噌炒め煮の材料

茄子 2本
厚揚げ 1切
万願寺とうがらし 3本
炒め油 大さじ2
豆板醤 小さじ1/2 
田楽で作った赤味噌(または、八丁味噌) 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
米酢 小さじ1
塩・こしょう

  1. 万願寺とうがらしはへたを落とします。縦に1箇所切り込みをいれて、種を取り除き、2センチ長さに切る。
  2. 茄子は1.5センチの厚さの輪切りにし、水に放ってアクを抜く。
  3. 厚揚げは熱湯で油抜きをしてから一口大に切る。
  4. フライパンに炒め油を熱し、万願寺とうがらしをさっと炒め、鮮やかな緑になったら別皿に取って置く。
  5. (4)のフライパンで茄子を炒め、全体に油が回ったら、厚揚げを加えて炒める。
  6. 豆板醤、田楽で作った赤味噌、酒、みりんを加えて、炒め煮をする。
  7. 仕上げに塩・こしょう、米酢で味を整え、(4)の万願寺とうがらしを加えて出来上がり。
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町家暮らしの知恵を拝借

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京の町家 暮らしの意匠会議

京町家に伝わる知恵を今に伝えるべく活動されています。NHKの「ためしてガッテン」にも出演されました。

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料理研究家 杉本節子

京町家で高名な杉本家に伝わるおばんざいを継承。料理研究家としても活躍されています。

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